
1日3食必要なのか?
この事については、色々な意見があります
日本人自体、昔は3食食べていなかったので、朝を食べなくても良い
ダイエットを考えると、3食取ったほうが良い
脳が回転するので、朝は抜かない方が良いなど
便秘にとってのみを言うと、3食決まった時間に取るのが理想的だと言えます
便秘で水分摂取は重要なことにも書きましたが、朝腸の中に何も無い状態で、水を摂取することは、腸のぜん運動が活発になります
それと同じで、朝食を食べるということは、腸の動きを良くするのです
また、便というものは、食べ物から作られますので、当然ですが、材料が無ければ便も出ません
以上の事を考えると、朝食は取った方が良いのです
ただ、現代人は朝ごはんを抜く傾向にあります
せめて、ヨーグルトでも、バナナでも良いので、便秘に良いものを食べておく必要があるでしょう
次に、昼ごはんについてですが、こちらも取るべきです
仕事が続くと疲労とストレスが蓄積されてきます
昼食は、ストレスの発散及びリラックスの効果があります
夜遅く食べるのは便秘を悪化させるにも触れましたが、腸のぜん運動を高めるためには、交感神経・副交感神経が重要となってきます
リラックスした状態の場合は、腸のぜん運動は活発となりますが、緊張した状態だと、便が出にくくなるのです
これは、学生時代の修学旅行や、社内での旅行などを思い浮かべてみればわかりやすいでしょう
以上から踏まえて、一日3食取る事は、便秘対策には重要だと言えます
もちろん、前述した理由以外にも大事なことがあります
お通じは、定期的なリズムが必須なのです
毎日決まった時間に食べて、お通じが出る
このリズムが定期的になれば、便秘は解消されると言って良いでしょう
しかし、不定期な時間に、食事もバラバラ、トイレの時間もバラバラだといつまで経っても良くなりません
便秘を治したいのであれば、まず三食食べる事から始めてみましょう